心療内科を選ぶときは、診療室に注目しよう!薬物療法が嫌なら行動療法がおすすめ!


心療内科の治療においてプライバシーの保持が重要

心療内科では、統合失調症やてんかんのほか鬱や不安神経症など、誰でも罹患し得る疾病の治療を行っています。患者が抱える心理的負担の原因となる事実を究明するため、医師は患者から個人的な事情を聴取しなければなりません。患者は、極めてプライベートな事柄を赤裸々に話すことにより、自己を客観視し心理的負担を軽減することもできます。患者にとって医師以外の人には知られたくない情報を提供することになるので、心療内科の診療室は患者のプライバシーが守られなければなりません。診療室は待合室からは完全に隔離され、他の患者には一言も聴こえないことが必要です。待合室だけでなく、受付と繋がる扉もカウンセリング中はきちんと閉じられている心療内科は、患者のプライバシーに配慮していると言えるでしょう。

医師とのコミュニケーションを通じて治療する行動療法

プライバシーが確保された診療室で、患者は自分の職場環境や家族関係などについて詳しく話すことができます。心療内科の医師は、患者を取り巻く環境を把握し、患者の感性の特徴を分析して治療法を模索するのです。多くの場合、不安やパニック症状を改善するために薬物を使用することが多いのですが、患者に日常生活の記録をつけさせて自分を見つめ直すことにより症状を改善する行動療法も多用されていると言えるでしょう。特に、薬物療法に抵抗感を持つ患者に対して、行動療法が積極的に採られています。行動療法では、患者が日常生活で感じた喜怒哀楽を正直に記して医師に報告するという作業が不可欠で、患者の負担も少なくないものの、患者が主体的に治療に取り組むことにより効果が上がるという特徴があります。

心療内科を名古屋で開院している診療所は、精神疾患から不眠症まで幅広い患者に対応している、投薬治療やカウンセリングなど治療法を自由に選べるところが目立ちます。